「COALSACK」(石炭袋)97号 2019年3月1日
定価:1,296円(送料込)
詩人のギャラリー 羽島貝
詩 淺山泰美 ゆうぐれ
若宮明彦 50FIVE(フィフティ・ファイブ)
青木善保 祝改元の年
志田昌教 不知火の海で/多感の頃/夢の中で少女が/通過儀礼
狭間孝 「○○飛行場」の話/地上三〇〇メートルの妄想/いつもの散歩道
植木信子 十一月の休日
酒井力 弓道詩編13 無箭無弓 Ⅰ/ 弓道詩編14 無箭無弓 Ⅱ
坂本梧朗 童謡/理解
高田一葉 虚/そ
小山修一 強い草/松川湖畔にて
外村文象 飛騨路/湖北の秋
夏谷胡桃 わたしは 似ている
渡辺健二 腐っても鯛/思い出
鈴木比佐雄 サンクチュアリ
井上摩耶 父/少女/雨音
羽島貝 来し方行く末をラジオに相談/素描LXXXI/素描LXXXIV/素描LXXXIII/
素描LXXXII/自動音楽製造機
日野笙子 別れと少女/この国に来た青年
柏木咲哉 賽は投げられた/蟹/ゴルゴン空~ゴルゴンゾーラ食べた夕暮れ/
ポニーテール/あの頃お母さんと映画に行った/焦げたピーナツ/
九発目の空砲/春の生命の咲く頃に……
青柳晶子 いちめんの
秋野かよ子 ああ!……世界一(藪のなかから)/晩秋の人
吉峯芙美子 師走の月/おまじない
星野博 視聴率/愛の近くへ
みうらひろこ 酷暑・猛暑・豪雨
杉本知政 秋
福山重博 ぼくたちの浅い眠り(六篇)
あたるしましょうご中島省吾 いとこのゆかこ
柏原充侍 ばかり/老人デイケア
貝塚津音魚 個体数調整(個体数管理)イノシシの呟き
根本昌幸 ハエトリグサ/モウセンゴケ/ウツボカズラ/紅イ花
山﨑夏代 秋は/カラスウリ/鬼の時間/臨界
片桐歩 冬の深み/悼む日
植松晃一 花なしのあさがお/罪人ジャン・バルジャン/闇の抱擁/生々の綾 Ⅱ
宮川達二 時の刻印
松本高直 コンポジション・ヨハネの眼鏡
風守 日常・非日常/メモリー・スパイラル/アイスタンドバイユー
山口修 「山月記」に寄せて/ミミズ、葉、人間
坂井一則 「それだけで充分だ」三つの試み/掌
石川啓 イマジン/沖縄に思うこと
原詩夏至 キッザニア
勝嶋啓太 妖怪図鑑「雨ふり小僧」/新シリーズ 怪獣伝説「イエティの巻」
熊谷直樹 妖怪図鑑「鬼婆」/妖怪図鑑「傘化け」
佐々木淑子 私は一人月光の夜に異界への潜入を試みた
末松努 「綺麗事」と汚される命と智慧
佐藤克哉 夢一夜/Crypto-
神月ROI 招かれざる客/不安定
佐相憲一 電子体温計
『沖縄詩歌集~琉球・奄美の風~』『私の代表作』
「コールサック小説文庫」合同出版記念会報告
俳句 川柳 短歌 五行歌
俳句時評 鈴木光影 「無中心」と「無心」
俳句 原詩夏至 返信(自由律)
福山重博 闇の羊
香焼美矢子 初雀
鈴木光影 深深と
鈴木比佐雄 まつろわぬ民
俳句評論 夏石番矢 二元論を乗り越えるための詩/La poésie pour surmonter le dualisme
川柳 渡辺健二 戦中派
短歌時評 原詩夏至 石のまくらとタオルの歯形
短歌 原詩夏至 苦虫
古城いつも 空に山嶺
香焼美矢子 故郷の母
たびあめした涼香 もう眠れないと思えば
福山重博 虚実の棺
座馬寛彦 ガードレールの影
エッセイ 原詩夏至 過ぎゆく時、のぼりくる救急車
俳句 石村石芯 雑草流句心(十四)─眼もゆるみつ
つ/雑草流句心(十五)─人びとの
六根に/雑草流句心(十六)─風の
中の楊たれ/雑草流句心(十七)─
世の風景の悲しみ
詩 石村柳三 連結詩〔風景から風光への心鏡の尊さ〕
その㈣ 心の風光の安穏/念に咲くさくら
小説
小説時評 宮川達二 『若い詩人の肖像』伊藤整著
―北方的感性の行方― 132
小説 北嶋節子 柵のない風景 136
評論 エッセイ
詩人論 永山絹枝 魂の教育者・詩人「近藤益雄を読む」
(その15) 第二詩集『ちえおくれの子
たちと』を発行 ―新美南吉と八木重吉と―
若宮明彦 小篠真琴の小宇宙を読む ―詩集『生まれた子猫を飼いならす』
エッセイ 淺山泰美 遠い犬たち
神月ROI 理不尽とパフォーマンス
貝塚津音魚 里山再生を夢見て⑱
堀田京子 遺品整理の現場から学ぶ
外村文象 詩誌「鴉」と「人間」の中村光行
北畑正人 つづれ綿 断章(三)
黄輝光一 僕って、なんですか?/生きるために、大切なこと。
洞彰一郎 春を待つ
宮川達二 ノースランド・カフェの片隅で
―文学&紀行エッセイ連載 第十九回 鉢の木
詩
詩集評 鈴木比佐雄 詩文学が時代と向き合う認識と思索の可能性
詩誌評 佐相憲一 どうしようもないものが動くとき
小詩集 堀田京子 『心の窓』十一篇
高橋郁男 『風信』十三
古城いつも 『潜在のドツボ』六篇
久嶋信子 『七十歳になれば』
永山絹枝 『カンボジアの旅(二〇〇七年)』
赤木三郎 『鉄梯子と砂粒のエスキース』/『毛を毟ったエスキース』
前田えみ子 髙屋敏子歌集『息づく庭』
田島涼子 髙屋敏子歌集『息づく庭』
遠藤昭己 松村栄子詩集『存在確率―わたしの体積と質量、そして輪郭』
鈴木比佐雄 松村栄子詩集『存在確率―わたしの体積と質量、そして輪郭』
秋野かよ子 熊谷直樹×勝嶋啓太詩集 『妖怪図鑑』
佐藤克哉 熊谷直樹×勝嶋啓太詩集 『妖怪図鑑』
若宮明彦 ミカヅキカゲリ詩集『水鏡』
佐相憲一 ミカヅキカゲリ詩集『水鏡』
小原義生 たにともこ詩集『つぶやき』
末松努 たにともこ詩集『つぶやき』
鈴木比佐雄 中村惠子詩集『神楽坂の虹』
後山光行 洲浜昌三詩集『春の残像』
佐相憲一 洲浜昌三詩集『春の残像』
川村蘭太 永瀬十悟句集『三日月湖』
原詩夏至 永瀬十悟句集『三日月湖』
樋口忠夫 原ひろし歌集『紫紺の海』
望月孝一 原ひろし歌集『紫紺の海』
下地ヒロユキ 新城貞夫 『妄想録 思考する石ころ』
鈴木比佐雄 片山壹晴『名言を訪ねて~言葉の扉を開く~』
渡邊史郎 『高橋和巳の文学と思想 ―その〈志〉と〈憂愁〉の彼方に』
田中寛 『高橋和巳の文学と思想 ―その〈志〉と〈憂愁〉の彼方に』
北畑光男 『村上昭夫著作集・上 小説・俳句・エッセイ 他』
鈴木比佐雄 大畑善昭句集『一樹』
鈴木光影 大畑善昭評論集『俳句の轍』
鈴木比佐雄 齋藤愼爾評論集『逸脱する批評
―寺山修司・埴谷雄高・中井英夫・吉本隆明たちの傍らで』
佐相憲一 野澤一詩集『木葉童子詩経』復刻版
編集後記 鈴木光影
座馬寛彦
佐相憲一
鈴木比佐雄
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